サイズ・解像度・距離をまとめて見る
モニターを選ぶとき、画面サイズと解像度を別々に見ると判断がずれます。解像度は画面を構成する点(画素)の横と縦の数で、同じ数の点を大きな画面に広げると点の一つひとつが大きくなり、精細さが落ちて見えます。そのため精細さは、解像度そのものより、1インチに点がいくつ入るかを表す画素密度(PPI)で比べる方が正確です。さらに目と画面の距離も加える必要があります。離れて見れば密度が低くても粗く見えず、近くで見ると差がはっきり出ます。
二つの数字と画面サイズの関係さえわかれば十分です。解像度・リフレッシュレート・パネルの読み方とよくある失敗をまとめました。
モニターを選ぶとき、画面サイズと解像度を別々に見ると判断がずれます。解像度は画面を構成する点(画素)の横と縦の数で、同じ数の点を大きな画面に広げると点の一つひとつが大きくなり、精細さが落ちて見えます。そのため精細さは、解像度そのものより、1インチに点がいくつ入るかを表す画素密度(PPI)で比べる方が正確です。さらに目と画面の距離も加える必要があります。離れて見れば密度が低くても粗く見えず、近くで見ると差がはっきり出ます。
よく使われる解像度はFHD(1920×1080)、QHD(2560×1440)、4K UHD(3840×2160)です。画素密度は対角線の画素数を画面の対角インチで割って求めます。計算すると、24インチのFHDは約92PPI、27インチのQHDは約109PPI、27インチの4Kは約163PPI、32インチの4Kは約138PPIです。27インチでFHDを使うと約82PPIまで下がり、文字が粗く見えるという声が多いのはこのためです。解像度が高いと画面は精細になりますが、そのぶん画像処理の負担が大きくなり、文字が小さくなりすぎて基本ソフトの拡大設定を上げて使うことが多くなります。
リフレッシュレートは、画面が一秒間に何回新しい絵に切り替わるかをヘルツ(Hz)で表した値です。60Hzは一枚を約16.7ミリ秒表示し、120Hzは約8.3ミリ秒、144Hzは約6.9ミリ秒、240Hzは約4.2ミリ秒です。リフレッシュレートが高いほど、マウスカーソルや画面のスクロール、動きの速いゲームの場面がなめらかに見えます。ただし文書作業や動画視聴が中心なら60Hzでも不便は少なく、差を強く感じるのは速いゲームをするときです。高いリフレッシュレートを実際に使うには、画像処理装置がそれだけ多くの場面を描けなければならず、ケーブルと端子もその解像度とリフレッシュレートの組み合わせに対応している必要があります。
応答速度は画素一つが色を変えるのにかかる時間で、遅いと動く物体の後ろに残像が残ります。ただしメーカーごとに測り方が違うため、仕様表の数字をそのまま比べるのは難しく、実際のレビューの測定結果を参考にする方がよいです。可変リフレッシュレート(VRR)の機能は、画像処理装置が描く速さに合わせて画面のリフレッシュレートを変え、画面が裂けたりカクついたりする現象を減らします。ゲームをするなら、画像処理装置とモニターが同じ方式の可変リフレッシュレートに対応しているか確認してください。
パネルは大きくIPS、VA、TN方式とOLEDに分かれます。一般にIPSは見る角度による色の変化が小さく、VAは黒が深い代わりに速い場面で残像が出やすく、TNは反応が速いものの視野角が狭い傾向があります。OLEDは画素が自ら光るのでコントラストに優れますが、同じ画面を長く表示し続けると跡が残る焼き付きに注意が必要です。写真やデザインの作業をするなら、色域の対応範囲と工場での色調整の有無を確認し、色の表し方の違いは単位換算のテーマにある色表現のガイドを参考にしてください。
ほとんどのモニターは16:9ですが、文書をよく読む人には縦が少し長い16:10、複数のウィンドウを並べる人には21:9のような横長の比率が便利なことがあります。画面の上端が目の高さと同じか少し下に来るように置くと、首や肩の負担が少ないとされています。高さや傾き、回転を調整できるスタンドか、壁掛けやアーム用の規格穴があるかも確認しておくと、配置が楽になります。目の疲れが続いたり頭痛がしたりするなら、画面の明るさと距離を調整し、症状が続くときは専門家に相談してください。
モニターとパソコンをつなぐ端子にはいくつかの種類があり、同じ端子でも規格のバージョンによって対応する最大解像度とリフレッシュレートが違います。高解像度・高リフレッシュレートのモニターを買ったのに60Hzでしか出ないなら、ケーブルや端子のバージョン、基本ソフトのディスプレイ設定をまず疑いましょう。ノートパソコンをつなぐなら、USB-C端子一本で映像出力と充電を兼ねられるモニターが便利ですが、先にノート側の端子が映像出力に対応しているかを確認する必要があります。
最も多い失敗は、大きな画面に低い解像度を選ぶことと、高リフレッシュレートのモニターを買ったのに設定を変えずに60Hzで使っていることです。接続したら、基本ソフトのディスプレイ設定で解像度とリフレッシュレートが正しく設定されているか必ず確かめてください。ドット抜けの交換基準や保証条件はメーカーや販売店によって違うので、購入前に公式の案内を確認するのがおすすめです。
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